ご挨拶

ご挨拶

昭和62年、不動産鑑定事務所に就職した頃、俗に言うバブル経済の影響により不動産価格は急騰、国土利用計画法に基づく監視区域も実施されていましたが、取引の現場では、威勢のいい話も数多く、地価上昇が未来永劫続く錯覚すら感じさせる状況でした。当然、かかる状況に異を唱える意見もありましたが、一機に、転換点の具体的な時期も含めそれこそ短期間で崩壊するような事態を予測する難しい状況でした。
その後、平成3年に当時の不動産鑑定士2次合格、試験実務修習等を経て約2年後の平成5年、晴れて不動産鑑定士の登録した頃には、地価は急落の一途、不動産を取り巻く環境は以後、長期間に亘って低迷していました。このような不動産市況の激動期を経験したことは、不動産のあり方及びその価格とは何ぞや、不動産鑑定士に求められる役割及び果たすべき義務とは、回答は出すものの、それは正解なのか否か、常に考える契機となりました。

現在に至るまでファンドバブル、リーマンショック、アベノミクス等の幾つかの地価の急激な動きがあった中、様々な経験を積み知識も得ることができました。現在の率直な想いとして、これらの経験、知識、資格等を活かして、微力かもしれませんが皆様方のお役に立てればという思いのほか、不動産を通じて社会の発展等に寄与できればと考えています。
不動産鑑定士という専門家は、一般的には馴染みが薄いものと思われるかもしれませんが、意外と活躍する場面が多く用意されています。不動産の価格は、例えば売買の場合、一般的には、売主買主双方が納得した価格であればその価格はいくらでもいい、即ち、不動産鑑定評価を頼む必要性はあまり無いのですが、それが親族間の場合或いは同族会社間の場合等、成約取引された価格が、客観的にみて妥当な価格であると税務署に説明する必要が生じます。
その説明は、市場に精通した不動産鑑定士でないと難しいものと考えます。これは、ほんの一例です。ご自身の資産或いは経済活動を守るため又は活かすため、様々な場面で、不動産鑑定士を活用していただければ幸いと思っています。

株式会社みずほ不動産鑑定所 代表取締役 井上 真輔

代表経歴

経歴

  • 昭和36年11月    北九州市若松区生まれ
  • 昭和52年4月      福大大濠高校入学
  • 昭和55年4月      長崎大学工学部工業化学科入学
  • 昭和62年4月      株式会社西日本不動産鑑定所入社
  • 平成3年12月      不動産鑑定士2次試験合格
  • 平成4年12月      不動産鑑定士3次試験合格
  • 平成5年4月        不動産鑑定士登録
  • 平成12年4月       株式会社みずほ不動産鑑定所設立、現在に至る

現在の役職等

  • 地価公示評価員
  • 地価調査評価員
  • 福岡国税局鑑定評価員
  • 福岡市固定資産税評価員、八女市固定資産税評価員
  • 福岡地方裁判所競売評価人、福岡地方裁判所田川支部競売評価人
  • 福岡県土地評価協議会委員、福岡県社会福祉協議会委員

事業内容

ご相談

例えば、下記のような場合のときは不動産鑑定士にご相談ください。

A.不動産の売買、交換、賃貸のとき
B.資産価値の把握、再評価のとき
C.不動産を担保(取得・提供)するとき
D.会社設立時の現物出資のとき
E.国土利用計画法に関連するとき
F.不動産の相続・贈与のとき
G.不動産をめぐる争訟のとき(賃料・地代の値上及び値下、立退ほか)
H.抵当証券発行及び不動産の証券化(SPC)のとき
I.税務署の承認を得るとき(交換、法人と法人役員間の取引ほか)
J.容積率移転、共同ビルの出資比率等を決定するとき
K.再開発事業及び区画整理事業のとき(従前・従後・保留地〔床〕ほか)
L.特殊な用途(ゴルフ場、ホテル、遊園地等)及び特殊な画地(高圧線・高架下地、道路敷、池沼、墳墓地、極端に形状が劣る画地等)にかかる取引等のとき
M.工場財団、更生会社の財産評定のとき

そのほか、土地建物の所有権以外の権利(賃借権、地上権、地役権、使用借権ほか)、
定期借地権、営業権、水利権、温泉権、日照阻害、権利金及び保証金等の評価等についても不動産鑑定士にご相談ください。

業務内容

■ 不動産の鑑定評価

土地・建物・家賃・地代・借地権など
不動産に関する高度な知識と豊富な経験をもとに、不動産の経済価値を適正に判断します。更地、一般住宅の鑑定評価はもとより、大規模なショッピングセンターの鑑定評価、工場等大規模地の鑑定評価、ゴルフ場の鑑定評価等に多くの実績があります。

■ 不動産の調査

土地・建物・家賃・地代・借地権など
不動産の現況を調査し、調査報告書としてご説明いたします。但し、あくまでも目安であり、正式な不動産の鑑定評価ではありませんのでご注意ください。また、大規模な物件等調査の性格になじまない物件については、鑑定評価でのご依頼をお願いします。

主な受注先等

私どもみずほ不動産鑑定所では、創業当初より、多くの皆様からの信頼をいただき、数多くの鑑定評価を行ってきております。今後も社会のニーズに応じた鑑定評価活動を行っていきます。

・民間企業(金融機関、保証会社、一般企業等)
・官公庁関連(地方公共団体、公社・公団、国の機関等)
・その他(弁護士事務所、会計士・税理士事務所、司法書士事務所、個人等)

株式会社みずほ不動産鑑定所は、地元福岡に密着した活力みなぎる会社です!
プロの技をもって、スマートにスピーディーに対応いたします!

会社概要

会社名 株式会社みずほ不動産鑑定所
住所 〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴3丁目2番4号 福岡舞鶴ビル6階
電話番号 092-738-6105
FAX番号 092-738-6115
会社設立 平成12年3月21日
資本金 1,000万円
登録番号 福岡県知事登録 第(5)-217号
登録年月日 平成27年3月29日
業務内容 不動産の鑑定評価、調査、研究ほか
代表取締役 井上 真輔
専任不動産鑑定士 井上 真輔
登録番号 第5469号
登録年月日 平成5年4月1日
従業員数 3名
主な受注先

会社名の由来について

「みずほ」とは、辞書に拠れば「みずみずしい稲の穂」を表す言葉です。
「みずみずしい稲の穂」は、古来より、豊かさの象徴であり、国の礎となったものです。
この稲の穂が実るのは、言うまでもなく、私たちが暮らす土地があってこそです。
土地=不動産であるからこそ、不動産の鑑定評価を行う当社では、国の礎となる不動産の重要性を「みずほ」という社名に込めました。

不動産鑑定評価書ができるまで

Ⅰ.鑑定評価依頼の受付

  • ・基本的事項の確定
  • ・処理計画の策定

Ⅱ.実地調査

  • ・対象不動産の確認
  • ・資料の収集及び整理

Ⅲ.鑑定評価作業

  • ・資料の検討及び価格形成要因の分析
  • ・鑑定評価方式の適用
  • ・試算価格又は試算賃料の調整
  • ・鑑定評価額の決定

Ⅳ.不動産鑑定評価書の作成・発行

  • ・不動産鑑定評価書の作成
  • ・不動産鑑定評価書の発行

アクセスマップ

〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴3丁目2番4号 福岡舞鶴ビル6階